足部について

アンサンブル手技療法アカデミーのオンライン解剖学講座では、概論が終わると足から順に細かく学んでいきます。ここでいう足(足部)とは足首からつま先のことを意味します。

足は立ったり歩いたりする際に地面と唯一コンタクトできる箇所です。この部分がしっかりと機能し、地面との力のやり取りがスムーズにできると安定した姿勢を獲得できます。また座っている時にも足がきっちり地面に接触できているかどうかで姿勢の安定性も大きく変わります。

足の甲のほとんどは中足骨と呼ばれる細長い骨で構成されていて、足首の下あたりは”足根骨”と呼ばれる石ころのような骨が集まって形作られています。そして指には親指に2本、それ以外には3本小さな骨があります。足にはこのように小さな骨がたくさんあります。

骨がたくさんあると、どういう事ができるのでしょうか?

体の中では至る所で骨と骨が繋がっています。この骨同士のつなぎ目の事を”関節”と言います。”関節”があるから体を動かすことができます。

骨の数が多いほど関節の数も多くなります。そうすると動かせる箇所も増えるので、色々な動きができるようになります。ですので小さなスペースに多くの骨が密集している足部は細かな動きができる構造になっています。

足の細かな関節をたくさん使えると体重の保持や重心移動もスムーズにできるようになります。しっかりと地面を捉えられるようになると姿勢も安定し、腰や首など体の別の部分にかかる負担も軽減できます。

ただ足部の関節は意識して使わないと動き方を忘れてしまって変な癖がついてしまったり、固まってしまったりしやすい部位でもあります。一本一本の骨があるべき場所に収まるように誘導していくことが重要になります。その為にもまずは正確な骨の位置関係を頭に入れるようにしてみてください。