2019/1/26 【セラピスト向け講座】 骨盤のゆがみの見方 at 東京

カイロプラクティックの理論をベースとした、すぐに使える腸骨と仙骨のゆがみの見方、調整方法を学習するセラピスト向けの講座です。

内容
・骨盤の解剖学
・正確な触診の方法
・骨盤のゆがみ方
・それぞれのゆがみに特徴的な症状
・矯正実技
・質疑応答

日時:2019年1月26日(土)10:00〜11:30

場所:東京都港区東麻生1-14-13
※赤羽橋駅から徒歩2分

価格:9,800円 (アンサンブル手技療法アカデミー受講生の方は7,800円)

持ち物:筆記用具。実技を行いますので体に触れ易いように薄手で動き易い服装をご用意ください。

キャンセルについて
予約確定後のキャンセルは、以下のキャンセルポリシーが適用されます。
キャンセルの際には、ご注意ください。

キャンセルポリシー
7日前まで:無料
7日前〜4日前:50%
3日前〜前日:75%
当日:100%

 

 

 

講師 古田大祐(フルタダイスケ)

アンサンブル手技療法アカデミー代表
ワタナベ総合手技療法研究所所長
解剖学講師
柔道整復師

柔道整復術、カイロプラクティック、フランスオステオパシー等、日本と欧州で様々な治療法を学び臨床を重ねる。

アンサンブル手技療法アカデミー代表として日本、フランス、イギリス、ドイツ、シンガポールなど世界各地の受講生に解剖生理学の講義や臨床実技の指導を行う。

日本とベルギーの治療家ライセンスを保有。

頭痛について

今回は最近の講義で質問の多かった頭痛の種類について簡単に紹介していきます。

「偏頭痛持ちです」と仰られる方が多いですが、実際に偏頭痛の方はそこまで多くありません。
セラピストでも混乱してる人が多いように感じますので、一度頭痛の種類を整理しておきましょう。
血管障害などの病的なものは別として、慢性頭痛は大きく分けて3種類に分けられます。

1.緊張性頭痛
これが最も多いです。頸部、頭部が硬くなることで頭に行く神経、血管を圧迫され流れが阻害されてしまう結果、頭痛が現れます。デスクワークやスマホの使いすぎ等、長時間頸部を緊張させることで発症します。このケースは肩、首、頭部を緩
め、血流を良くすることで改善することが多いです。

2.偏頭痛(片頭痛)
偏頭痛とは血管が広がり近くに走る神経を圧迫してしまうことで生じる頭痛です。頭皮と頭蓋骨の間を走る血管や、脳の血管が広がることで周囲の神経が圧迫されるためと考えられています。緊張状態から解放されリラックスした際に生じることも多いです。この場合は緊張性頭痛と反対で、血流が良くなった時に生じますので、即効性のある対処法としては冷やしたりカフェインを適量摂取したりして血管を収縮させることが効果的です。緊張性頭痛のようにマッサージや入浴をすると症状が悪化することもあるので注意してください。手技でアプローチするにはいくつかポイントを抑えておく必要があります。

3.群発性頭痛
遭遇する機会は少ないと思いますが、これは数週間から数ヶ月の期間に集中して、ほぼ毎日同じ時間帯に生じる激しい頭痛です。原因ははっきりわかっていません。気圧の変化や血管拡張により生じると言われています。症状が激しい場合は薬を服用してコントロールした方が良いでしょう。治療の考え方としては偏頭痛と同じものになります。

臨床で一番よく遭遇するのは緊張性頭痛、次いで偏頭痛だと思います。
上記の他にも2次性頭痛と呼ばれる他の疾患が原因で生じる頭痛もありますので注意してください。

顎のゆがみについて

ご存知のとおり”あご”は口を動かす為に必要な部位です。話をしたり物を噛んだりする時には必ず動きますよね。

パッと見て動きが目に付くのは下あごの部分です。

ここには下顎骨(かがくこつ)という骨があり、この骨は耳の前辺りから頭蓋骨にぶら下がっています。このぶら下がってる場所にあごを動かす関節があって、この部分を顎関節(がくかんせつ)と呼びます。耳に穴の真ん前ですね。ここに指をあてながら口を開けたり閉じたりしたら関節の動きがわかると思います。

皆さんも顎関節症(がくかんせつしょう)という疾患名を聞いた事があるかもしれませんが、この部分が痛んだり音がするようになったりする症状の事をそう呼んでいます。

この顎関節ですが、頭蓋骨からぶら下がってるだけの不安定な構造になっているので、周囲の筋肉が硬くなったりすると、すぐにそちら側に引っ張られてしまいます。

あごの近くにある筋肉といえば咀嚼筋(そしゃくきん)と呼ばれる物を噛む筋肉です。具体的には咬筋(こうきん)というエラの部位にある筋肉や側頭筋(そくとうきん)という、こめかみの部分にある筋肉が咀嚼筋です。

これらは左右同じようについてますが、よく使う方が強く硬くなる傾向にあります。例えば虫歯などの理由で片側でばかり物を噛んでいると、使っている側の筋肉が段々硬くなってきて左右差が生じるようになります。

このような状態になると下顎が硬くなった筋肉の方に引っ張られて左右いずれかにゆがんでしまいます。パッと見て上唇と下唇があっていない人、笑うと片側だけ口角が顕著に上に上がる人、片側のエラが張って見える人などは下顎がゆがんでいる可能性があります。

下顎が横にズレてしまうと、頭が傾いてしまうので、頭部の重みが左右均等にかからなくなってしまい、結果的に全身のゆがみにも繋がってしまいます。

下顎のズレは他にも顔に左右差を生じたり、体液の流れを妨げが顔のむくみを引き起こしたり、顎関節症の原因にもなります。

顎は些細なゆがみでも至る所に影響を及ぼす可能性がある部位ですので、ゆがみに気がついたら修正しておいた方が良いと思います。

具体的には前述の咬筋、側頭筋、そして顎の下から喉の方に位置する舌骨上筋群、舌骨下筋群といった筋肉を緩めていきます。講義で使用している”ボディーナビゲーション”にもこれらの筋肉が載っていますので、場所を確認してみてください。詳しいアプローチ方法などはまた実技などでお伝えしていければと考えています。以上、参考にしてみてください。

足部について

アンサンブル手技療法アカデミーのオンライン解剖学講座では、概論が終わると足から順に細かく学んでいきます。ここでいう足(足部)とは足首からつま先のことを意味します。

足は立ったり歩いたりする際に地面と唯一コンタクトできる箇所です。この部分がしっかりと機能し、地面との力のやり取りがスムーズにできると安定した姿勢を獲得できます。また座っている時にも足がきっちり地面に接触できているかどうかで姿勢の安定性も大きく変わります。

足の甲のほとんどは中足骨と呼ばれる細長い骨で構成されていて、足首の下あたりは”足根骨”と呼ばれる石ころのような骨が集まって形作られています。そして指には親指に2本、それ以外には3本小さな骨があります。足にはこのように小さな骨がたくさんあります。

骨がたくさんあると、どういう事ができるのでしょうか?

体の中では至る所で骨と骨が繋がっています。この骨同士のつなぎ目の事を”関節”と言います。”関節”があるから体を動かすことができます。

骨の数が多いほど関節の数も多くなります。そうすると動かせる箇所も増えるので、色々な動きができるようになります。ですので小さなスペースに多くの骨が密集している足部は細かな動きができる構造になっています。

足の細かな関節をたくさん使えると体重の保持や重心移動もスムーズにできるようになります。しっかりと地面を捉えられるようになると姿勢も安定し、腰や首など体の別の部分にかかる負担も軽減できます。

ただ足部の関節は意識して使わないと動き方を忘れてしまって変な癖がついてしまったり、固まってしまったりしやすい部位でもあります。一本一本の骨があるべき場所に収まるように誘導していくことが重要になります。その為にもまずは正確な骨の位置関係を頭に入れるようにしてみてください。