Eye of foot

この記事を書いている時点では緊急事態宣言が出ていますので、ここのところ家の中で過ごす時間が増えている方が多いのではないかと思います。

家で過ごす時間が長くなると、どうしても運動不足になり体が硬くなったり、筋力が低下したりしがちです。

少し体を動かしたり、日常生活の中でうまく体を使いながら不具合が起きないように調整していきたいですね。

今回は日常で簡単にできる動きを紹介します。
動きといっても立つだけですが。笑

足の裏全体にしっかりと体重を乗せるように立ってみてください。

足の裏を意識してもらうと姿勢の改善につながり、体のいろいろなところにかかる負担を軽減でき、腰痛や肩こりの改善にも効果が期待できます。

ポイントは親指の付け根と小指の付け根、そして踵の三点に体重を均等に落とすようにイメージして立つことです。

体重が足の裏の前側に乗りすぎても後ろ側に乗りすぎてもバランスが悪くなって体を支えるために必要以上に筋肉が働く必要が出てきます。

涅槃仏(横になったお釈迦様の像)の足の裏には目が描かれていて、ここを”Eye of foot”と呼びます。

上座部仏教にはこの部分で大地の奥を見つめて立つようにという教えがあるそうですが、まさにそうしたイメージを持って立つと心身ともに安定した状態を得られます。

バンコクにあるワットポー寺院の涅槃仏の足の裏です。

      

足の裏を意識して立つだけでも体に変化を起こすことができますので、是非取り組んでみてください!